こんばんにちはリベイクです。
今回は20代前半まで年間100万円をブランド品などに費やしてきた浪費家が節約をはじめ、投資家へと目覚めるきっかけとなった本を紹介したいと思います。
資産運用?投資?なにそれ?笑
そんなことなど気にもとめずダラダラと20代前半を過ごしてブランド品を身につけることがステータスだと思っていた僕はとある1冊の本と出会い今までの生活のままでは将来とんでもないことになる!そう気づくことができました。
このブログではそろそろお金について真剣に考えないといけないけど、なにから始めたらいいのかわからない…
そんな方へ向けて元浪費家の僕がオススメの1冊をご紹介します😁
その本がこちら↓
この本の結論として3つのことがあります
- まずは支出を大幅にカットせよ
- 習うより慣れろ!投資で資産形成
- 分散投資でお金持ちへの加速せよ
この3つを踏まえて紹介していきます。
本との出会い
25歳までの僕は入ってきた給料はブランド品や飲み会代に後先考えず使っていました。
もちろん当時新車で購入した車の残高クレジットローン、70万円で買った高級時計のローンの返済
それ以外では親戚にすすめられるがまま契約をした医療保険・終身保険・がん保険・自動車保険と
さらに田舎暮らしであった為、携帯の通信容量30G+ホームルーター30G の支払いをしていました。
- 車のローン 20,000
- 腕時計のローン 10,000
- 医療保険 2,500
- 終身保険 7,000
- がん保険 5,000
- 自動車保険 7,000
- 通信費 30,000
- タバコ代 15,000
TOTAL 96,500円!!
地方会社員である僕の手取りは15万円ほどで実家暮らしの僕は住居費として家に20,000を渡していたので月に12万円ほどマイナスとなっておりました。
残ったお金の使い道はブランド品や飲み会代で消えていったのです😂
そんなんじゃお金は貯まるはずはありません…
手取り15万円しかないのに年間100万円を使えていたのは
悪名高き「リボ払い」です。
毎月増えていくリボ払いの金額…、止まらない欲望、その時の僕は欲望のタカが完全に外れていたのです。
そんな生活が25歳まで続いていた頃、暇つぶし程度にブックオフに立ち寄りました。
漫画本を立ち読みしてさぁ帰ろうとした時、何気なく通りかかったビジネスコーナーでこの本が目に止まったのです。
28歳貯金ゼロから考えるお金のこと
グサっと胸に刺さるものがありました。当時の僕は25歳と本の年齢には程遠かったのですが、貯金ゼロという言葉には近いものを感じました。
終わらないローン返済、銀行口座には数百円の残額のみ…
このままではやばい!!
そう思いこの本を手に取りパラパラと手に取ると
読みやすい!そしてわかりやすい!
著者の田口智隆さんは28歳まで飲み会やギャンブルで自己破産寸前だったと本の冒頭で語っております。
そんなある日、飲み会帰りに立ち寄った本屋で有名な書籍である「金持ち父さん貧乏父さん」を手に軽くよんだ時にとある一文が目に入りました、それは
「このままでは、あなたは一生「ラットレース」に巻き込まれ、死ぬまでがむしゃらに働き続けなければならない。会社の持ち主に利益をもたらすために働き、政府に税金を支払うために働き、銀行にローンを返すために働き、クレジットカードでの買い物の支払いをするために働くのだ」金持ち父さん貧乏父さん P12より
「これはまさに今の俺そのものじゃないか!」
そう思った田口さんはお金持ちになるために行動を始めたのでした
冒頭のこの分まで読んだ僕は「僕もそのラットレースに巻き込まれてるやん!!」と共感しました。
そして田口智隆さんがどのようにお金持ちへとなっていったのか、僕でも同じように今の生活から脱却できるのか、詳細を確かめるべく迷わず購入したのでした。
本から学んだこと3つ
この本では貯金0円スタートとして30万⇨100万⇨500万⇨1000万⇨∞
というように段階的に資産の増える手法を紹介しています。その中でも僕が注目したのはなんといっても0円⇨30万円の部分です。
貯金残高数百円からまずは30万円の資産を作るとこから始めたい!!
強く思った僕はその内容を実践しました。
1.まずは支出を大幅にカットせよ
支出とは文字のごとく出ていくお金のことをいい、収入から支出引くことで自由に使えるお金=余剰金が生まれます。
この支出を少なくできれば余剰金は増え、資産が増えていくことになるのです。
明日から収入を2倍に増やそうとするよりも支出を抑えた方が簡単に余剰金を生み出すことができるからです。
田口さんは大きい支出をカットするにあたり3つのポイントをあげています、
- より効果の高いものからカットする
- 中途半端に金額を減らすのではなく、キッパリやめる
- 浪費、消費、投資の区別を意識してお金を使う
まずは1.より効果の高いものからカットする、田口さん例としてあげたのは保険、ジム、習い事です。
僕は保険だけで月15,000ほどの出費でした。田口さんも保険外交員のお姉さんがタイプであわよくばという下心で契約をしていたと語っています。
かくいう僕は親戚のおじさんにすすめられるがまま契約をしてしまい、なんの疑問を持たず、社会人なら保険に入っておくもの!と思っていました。
しかし、20代で入院リスクは少ないということもわかり、貯蓄型の保険を支払うなら貯金をしたほうがいいという考えにいたり月2,000円の掛け捨て保険へと切り替えました。
さらにがん保険解約、自動車保険はネット保険へと切り替えて15,000から5,000円以下へと大幅にカットすることができました!
今では掛け捨て保険も解約しているのですがそれはまた別お話…
話を戻します。
ジムや習い事はしっかりと通っているのであれば解約する必要はありませんが、ここでは行っておらず、ただ会費だけを支払っているものを解約することを推奨しています。
他にも読んでもいない定期購読、新聞は解約することで年間で見ると大きな支出削減に繋がります。
田舎で通信費3万円を携帯会社に勧められるがまま支払っていましたが、調べてみると地元ケーブル会社があることがわかり、月6,000円ほどでWi-Fi設置ができることが判明しました!
無知って怖い…
こうして携帯プランも変更し、Wi-Fi代と合わせて月10,000円以内に収めることができました。
今では楽天アンリミットに契約をしているのでWi-Fi代の6,000円のみを支払っております。
契約をしたときの話は下記の記事にまとめておりますのでよろしければぜひ…😌
2.中途半端に減らすのではなく、キッパリやめる
ここではタバコ・2次会・車をやめることを田口さんは紹介しています。
僕自身会社の飲み会はあまり開かれませんので参加しても2次会に参加することはなく帰宅をしていました。
車は地方在住ということもあり手放すことはできません。
そこで僕はタバコを止めることにしました。
冒頭でも述べたように月タバコ代に15,000も注ぎ込んでいたので、これを年利7%のインデック投資で運用した方がお金が爆発的に増えることを知り、すっぱり辞めることができたのです。
3.浪費、消費、投資の区別を意識してお金を使うでは、この3つについてよく意味を理解していませんでした。簡単に説明すると
- 浪費:心は満たされるが資産にはならないもの
- 消費:生活していく上でなくてはならないもの
- 投資:出したお金以上のリターンとなるもの
この3つを理解してお金を使うことで自分のお金の流れを把握することで浪費を削り投資用のお金を増やすことができるのです。
もちろん株式に使うお金だけではなく、自分の知識になる本への出費は投資となりますので、自分の経験や知識へとつながるものへの出費は積極的にしていくことを田口さんは推奨しています。
2.習うより慣れろ!まずは投資で資産形成
30万円ほどのお金を手にした次に投資家デビューをするにあたり、証券口座開設をします。
ネット証券なら手続きも簡単です。
まずはネット証券口座を開きいつでも投資を始めれるようにしましょう。
「若いうちはリスクをとって冒してでも一気に資産を増やせ!」by田口さん
この本で田口さんが紹介した投資はミニ株とFXです。
詳しい説明は省きますが、ミニ株は通常100株などまとまってしか買えないものを1株から買える投資で、
FXは外国為替証拠金取引といい、保証金を業者に委託し、差益決済による通過間の売買を行う取引のことをいいます。
ミニ株は2021年の現在ならネオモバイル証券で1株からの取引が可能ですが、FXはレバレッジという小さい金額でも大きな取引が可能になる方法がありますが、大きくレバレッジをかけると損益も大きくなるので注意しましょう。
リスクをとった取引は若いうちにできる火遊びのような恋愛だと田口さんは例えています。
FXを始める前に心得ておきたい注意点も本には書かれておりますので気になる方は実際に読んで確かめてみてください。
「投資はあくまで手段で、目的そのものではない」
お金を得るための手段で、投資そのものが目的とならないように注意しましょう!!
3.分散投資で、金持ちへの加速度アップ
リスクをとった投資手法でさらに資産を拡大させた田口さんは次に分散投資を紹介しております。
その一つとして「投資信託」があります。
先ほどFXを火遊びのような恋愛と例えていましたが、投資信託はいわば長く付き合うお嫁さんのようなものです。
徒歩なら安全に目的地へたどり着けますが時間がかかりますが、車や電車を使えば時間短縮となり早く着くことができます。
しかし、ロケットなどで月へいきたいとなると一っ飛びですが相当なリスクがあります。
リスクを取りすぎると怪我だけでは済まないことは投資でも同じです。
レバレッジをかけすぎたFXは当たれば大儲けしますが、逆に資産も一瞬で吹き飛ぶ恐れがあるのです。
投資信託はお弁当の詰め合わせパックのようなもので1つの商品にいろいろな株が含まれており、リスク分散を勝手にしてくれて、ダメな株式銘柄は取り除いてくれるのです。
リスク分散をすることで一つの銘柄が悪い結果をもたらしてもそのほかの銘柄でカバーし、損を抑えることができます。
僕自身は保険や携帯料金の見直した僕は浮いたお金を貯金に回し、ある程度溜まったお金で腕時計のローンを一括返済しました。
腕時計ローン代金の月10,000支払いがなくなり、さらに貯蓄するペースが加速した僕はこれまで支払っていたお金を活用するべく積立NISAをはじめました。
毎月上限の33,333をS &P500インデックス投資へ回し運用をしています。
インデックス投資とは株式市場の指標である日経平均やナスダックといったものに連動するよう値動きをする投資です。
選んだ指標に含まれている株式全てに投資をしているようなもので1つの銘柄に集中投資するよりリスクを抑えられてます。
一気に資産が増えるわけではありませんが、順調に増えてはいっております。
じっくり長く付き合うお嫁さんを信頼して資産を増やしていくことで株価暴落でも資産を極力減らすことのない投資をしていくことが日々忙しく働いている社会人にとって一番無難な投資とも言えます。
まとめ
28歳貯金ゼロから考えるお金のことで僕が学んだ3つのことをご紹介してきました。
- まずは支出を大幅にカットせよ
- 習うより慣れろ!まずは投資で資産形成
- 分散投資でお金持ちへの加速度アップ
不要な保険や高すぎる携帯料金、いっていないジムや習い事の解約、タバコをやめて月の余剰金を大きくすること。投資・消費・浪費を意識してお金を使う
証券口座を開設して小さく投資を始めてみる、分散投資で長く付き合える投資で資産を加速させていくことなどです。
この本が刊行されたのは2009年と10年以上前ですが、売買益などに税金のかからないNISA制度が始まったのは2014年…
「おそらく十数年後、投資人口は増えていき、投資をすることが当たり前の時代がやってくる日も近いではないのだろうか」P 75より抜粋
著者の田口智隆さんはNISA制度が開始される5年前から投資人口が増えていくことをすでに予想をしていたのです!!
さらにその後、2019年に老後2000千万円問題が社会的に大きなニュースとなりました。
金融庁の調査では2020年12月末時点でNISA口座開設者数は1500万人を超えています。(https://www.fsa.go.jp/policy/nisa/20210226/01.pdf)←NISA・ジュニアNISA口座の利用状況調査 (2020 年 12 月末時点(速報値))
まさに投資をすることが当たり前となってきているのです。
簡単なご紹介しかしておりませんが、この他にもマイホームに関することや不動産投資のことなどもこの本には書かれておりますので、気になる方はぜひ手にとって読んでみてください😁
田口智隆さんは34歳の時「株式会社ファイナンシャルインディペンデンス」を設立し、49歳となる現在でもマネーカウンセリングで個別に相談に乗る一方、より多くの人にお金の大切さを伝えたいという想いか日本全国でセミナー活動を積極的に行っているようです。
僕もこの本を読んで毎月の生活が楽となりました。
今ではYoutubeにて日々節約や投資の情報を仕入れながら資産拡大に向けて奮闘中です。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
田舎暮らしの会社員でもお金に余裕を持たせることは可能です!
ご縁がありましたら別の記事にてお会いしましょう!ではっ!!
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