こんばんにちはリベイクです。
消防団からの団員報酬が支払われました!
本記事では消防団てどのくらいのお金をもらえるの?
そんな疑問にお答えすべく、九州の田舎で消防団歴5年の僕が報酬金額とどのようにして報酬が決まるのか?いくら貰えるのか紹介してきます。
あくまで九州の田舎消防団での話ですが参考までにみていただけると嬉しいです。
報酬金額
早速、令和3年度に僕がもらった報酬を発表したいと思います。
その金額は
19,500円です!!
たったそれだけ?と思った方もいると思いますが…
その内訳を紹介していきます。
消防団とは?
簡単にですが、消防団とはなんなのかを解説します。
消防団の活動は消火だけではありません。実際にどのような所で活躍しているのか、どのような役割を持った組織なのかをご紹介します。
消防団は、消防本部や消防署と同様、消防組織法に基づき、それぞれの市町村に設置される消防機関。地域における消防防災のリーダーとして、平常時・非常時を問わずその地域に密着し、住民の安心と安全を守るという重要な役割を担います。また、近年は、女性の消防団への参加も増加しており、特に一人暮らし高齢者宅への防火訪問、応急手当の普及指導などにおいて活躍しています。
※総務省消防団公式サイト参照<https://www.fdma.go.jp/relocation/syobodan/about/index.html>
ざっくり解説しますと
消防署とは別に各自治体で防災活動をする一般庶民からなるボランティア
と言うことになります。
自分の地域は自分で守る
消防団とは自分の地域を守る自警団のような存在なのです。
主な活動としては下記の通りです。
- 火災が発生した時、いち早く駆けつけて初期消火をする
- 地域の防災のために消化器などを点検する
- 台風災害などで被害が出た民家の片付けを手伝う
- 地域の草刈りやイベントごとで火災につながらないよう監視する
- 水難事故や行方不明者がでた際に、消防や警察と連携して捜索を手伝う
- 2月などの乾燥時期に火災が発生しないように夜、「日の用心」の呼びかけを行う
地域で火災が発生しないよう防災を呼びかけたり、その対策をすることも消防団の活動です。
消防団は各地区ごとに存在します。
正確には〇〇県○○市〇〇消防団第○分団第○部
といったように市によって細かく分かれて存在しているのです。
報酬の決まり方
消防団員の報酬の決まり方として「平団員」と「幹部」に分けられます。
「平団員」は文字通り、なんの役割も持たない一般団員です。
地域活動の呼びかけや火災が発生した時などに出動します。
「幹部」は役職がついている消防団員となります。
幹部の5種類はあります。
- 部長
- 副部長
- 会計
- 機械班長
- 各エリア別班長数名
これらは通領幹部役員と呼ばれる集団です。
部長はその消防団の責任者で、消防本部などに赴き会議などの連絡事項を担います。
副部長は部長のサポート
会計は消防団活動をするにあたり、出入りする収支の管理
機械班長は消防車や小型ポンプ機などの機械類に異常がないか点検したりします。
各エリアの班長は地区をさらに細かく分けたエリアの班長で消防会費などを回収して回ります。
班長は地区にもよりますが、3名ほど任命されます。
では報酬の違いはどう違うのか??
「幹部の報酬」上限5万円
「平団員の報酬」上限2万円
その差は3万円です。
上限とは団員がもらえる報酬の最大金額であり、僕が所属している消防団では出勤率も定められており、参加回数が多ければ多いほど上限に近づくのです。
僕は1〜2回参加しなかったので報酬が19,500円と満額ではありませんでした。
この上限に「火災発生時の出動」「行方不明者の捜索」「操法大会で操法員としての参加」などをするとさらに報酬が増加します。
消防団の報酬は少ない??
今回の報酬で消防団に「平団員」として1年参加した報酬約20,000円が少ないかどうか考えてみました。
月給として考えた場合、月1,600円ほどの副収入となります。
株式の配当金として考えた場合、100万円を利回り2%の株式へ投資をすれば年間の配当金は20,000となります。
消防団に入るだけで100万円分の価値があるってことだね!
消防団員に入団し、平団員として活動するだけで20,000円も貰えて、定期的な飲み会でお酒をただで飲める!!
お酒好きな方にとって都合がいいかもしれません笑
しかし、それなりに活動に参加しなければなりませんので、月に1回ほど休日を返上することになります。
強制参加ではありませんが、参加しないと報酬が減らされてしまうのです。
ちなみに消防団員報酬や手当ては総務省消防庁より定められております。
各自治体や地区によって報酬の形態は様々ですので、お住まいの地区の消防団に勧誘された際は一度確認をしておいた方がいいでしょう。
詳細が気になる方は報酬・手当てについては下記の図表とリンク先の消防団オフィシャルウェブサイトでご確認ください。
まとめ
令和3年度の消防団の報酬は19,500円でした。
出動率8割ほどでこの金額でしたので参加すればするほど報酬は満額近くになります。
過去に全くいかなかった時期があるのですが、その時は5,000ほどの報酬でした。
消防団の報酬上限は「幹部」で50,000円ほどで「平団員」で20,000円です。
隣の地区の消防団では入団後、参加してもしなくても10,000のみの報酬と決まっているらしく、参加率も悪いそうです。
参加しなくても10,000円もらえるなら参加しないのは当然だと思いますが…😂
副業としての消防団と言う観点ではコスパが悪いのでオススメはしません。
なぜなら幹部クラスになっても月収5,000円以下しか報酬が見込めず、火災や行方不明者捜索といった出動でもさほど報酬が増えると言うこともありません。
副業としてではなく、自分の地域は自分で守る!!
そんな地元愛に溢れた方なら消防団に入って地域貢献をしていくのはありだと思います👍
株式の配当金として考えるのであれば、100万円を年利2〜5%で運用していることにもなります。
あくまで捉え方次第です。正直消防団に所属している40代以降のおじさんたちはパワハラがひどいのでわらって流せるくらいのメンタルは必要となります。
消防団に入るメリット・デメリットは下記の記事にてまとめていますのでよろしければご覧になってください。
今回は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ご縁がありましたら別の記事にてお会いしましょう!ではっ!!
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