こんばんにちはリベイクです。
今回は最近読んだ本:「大富豪アニキの教え」の感想と学んだポイント5つを紹介していきたいと思います!😁
僕はFラン私立大学を卒業後、地元に就職し、食品工場で事務員をやってる年収300万円の会社員です。
なんとなく高校に進学し、なんとなく大学へ進学し、なんとなく地元に就職をしました。
特に得意なこともなく、ただ毎日ダラダラと日々を過ごしていましたが、とある1冊の本に出会いました。
それがコチラの
上半身裸のおじさんがタバコ咥えながら笑顔でこっちみてるw
はじめはそんな印象を持っていました
しかし、通称アニキは無一文から現在は大富豪として日本のテレビでも紹介されたほどの方です。
これほどインパクトのある「アニキ」から何か学べるものはあるんじゃないか?
この本は僕のように
・「なんとなく地元で会社員をしているけど人間関係に悩んでいる」
・「アニキがどうやって大富豪になったのか?」
・「どうすればお金持ちになれるの?」
・「会社員でも幸せに生きたい!」
そんな悩みを抱えている方にはおすすめの本です。
特に衝撃だったのは「アニキ」の教えは「株式投資ははするな」です。
それはなぜか?
その解説も含めてこの記事では田舎暮らし年収300万円の取り柄なしの特に僕がグッときたポイントを5つご紹介していきたいと思います!
よろしくお願いします!
大富豪アニキとは?
まずはじめに簡単にアニキの紹介をさせていただきます。
アニキは本名「丸尾孝俊」さんといい、現在バリ島に在住しております。
1966年、大阪生まれで2021年時点で55歳
バリ島での資産は圧倒的で、現地関連会社29社を保有、
現地従業員は5300名、自宅は25軒
800ヘクタールの土地を所有(東京ドーム170個分)
その「資産」はありすぎて試算できないレベルと言われております。
大富豪アニキの教えのポイント5選
僕が「大富豪アニキの教え」を読んで特に良かった5つはコチラです↓
- 一番大切なのは「相手を自分ごとのように大切にする心
- 相手のために、お金を使い続ける
- 自分から会いに行く
- 人が「一丸」となっている会社を選べ
- 「人とのつながりが育まれない投資」はしない
この本では日本からアニキの住むバリ島まで遥々訪れた「鈴木一郎」というごくごく一般的なサラリーマンが主人公として描かれています。
様々な悩みを抱えている「鈴木一郎」がアニキに人生を変えるための教えをこう形式で物語が進んでいきます。
それでは早速、上記の順に説明をしていきます😀
1.一番大切なのは「相手を自分ごとのように大切にする心」
この本の冒頭で最初に紹介されるアニキの教えです。
初対面との人との打ち解け方について質問した鈴木一郎に対してアニキの答えでした。
初対面との相手にまずすることは
とにかく質問をすること
「相手との共通点を探す」ことで打ち解けられられます。
「あの映画みた?」
「ラーメンなら豚骨が好き?味噌が好き?」
というようになんでもない質問を「相手との共通点」が見つかるまで投げかけ続けるのです。
『一致団結』という言葉は「自分と相手の一致している点があるから団結できる」わけでそれを『一致団結』になります。
相手との共通点、一致点が多いほど打ち解けられ、1つ、2つ、3つと重ねていくうちに
「僕と一緒ですね!!😁」と思ってきます。
そうなると相手も「この人いい人だな、こんなに自分に関心を持ってくれるし、共通点もあるし自分の味方かも」そう思うようになります。
相手をが自分のことを大切にしてくれていると感じた時に人と人は繋がれるわけです。
僕の話になってはしまいますが、僕自身友人は1桁のみとはっきり言えます。
その1桁の友人たちを思い返してみると
「みんな僕が今大切にしたい人たち」です。
その人たちは「優秀だから「かっこいいから」「すごいから」といった理由ではなく
「僕を大切にしてくれたから」大事にしたいと思えているのです!
本当の「絆」とは「相手を自分ごとのように大切にする心」から生まれるものだと学びました👍
相手を大切にしようとすることで自分も大切にされるんだね!
2.相手のために、お金を使い続ける
2つ目は「相手のために、お金を使い続ける」ことです。
人のためにお金を使い続けるとそれは必ず自分に帰ってきます。
それは「神様貯金」といい、例をあげると後輩にご飯を奢ったりすることです。
今の日本では他人に対して面倒を見ることが少なくなっています。
めんどくさい飲み会には行かないことは僕もよくあります😀
しかし、「アニキ」は会社員時代でお金がなかった時でも後輩にご飯を奢り続けたそうです。
後輩とお弁当を買いに行ったとき、後輩達には豪華な焼肉弁当を奢り、自分はのり弁をこっそり食べる…
そうしていくと後輩たちは「あんな先輩見たことない!」と慕ってくるようになります。
「アニキ」曰く、人のためにお金を使い続ける人間を神様は決して見捨てることはない!と断言しています。
それは後輩が「先輩は奢るのが当たり前」という考え方をしていても、本人から「ごちそうさま」がなくても、奢った先輩にバチが当たることはなく
他の人からいろんなものが返ってくる
「神様、絶対、見てるんやて」
僕自身、会社ではいつも自分の仕事に追われていて後輩の面倒をみる暇などありませんでした。
この本を読み、食事は奢る機会がまだありませんが、現場作業に応援にいっている後輩を見かけた時は「お疲れ様、コーヒーでも飲んで一息ついたら?」と一声かけ缶コーヒーを差し入れするところから始めました。
すると、今まで仕事中声をかけられることのなかった後輩に「何か簡単な仕事手伝いましょうか?」
と仕事を手伝ってくれるようになりました。
決して見返りを求めていたわけではありませんが、人にお金を使うことで自分が豊かになれるという実感を持つことができました😀
後輩にご飯を使うことに抵抗がある方は「両親やお世話になっている人にプレゼントをする」ことからはじめてみるといいと思います!
人のためにお金を使える人を神様は見捨てない!
3.自分から会いに行く
「アニキ」のもとを訪れた「鈴木一郎」は「問題の解決方法」について質問をします。
アニキの答えは「自分から会いにいくこと」そうすれば大抵の問題は解決できる
営業のクレームがはいって相手が電話先で怒っていた場合など直接会いに行って謝罪をすることで「わざわざお越しくださって…」となり、なんとなく問題が解決した
そんなことが営業の友人曰くあるようです。
電話やメールの対応だけで「今回はすいませんでした」と揉め事を解決しようとすれば
相手からしたら「コイツ!電話(メール)だけで済ませるつもりか!」と火に油を注ぎかねません😂
どんなに怒っている相手でも「すぐさま会いにいく」ことで相手は「自分が大切にされている」と感じれば、揉め事も「案外そうでもないか…」という気持ちになり許そうとするのが人間の心情です。
仕事でミスした場合は上司のデスクまで赴き、ミスを報告する
ミスを隠さずすぐに報告して問題解決をしようとする部下を怒鳴る上司がいたらその職場はすぐに辞めるべき会社だと思います😂
問題解決といい人間関係を作るコツは「自分から会いにいくこと」だと学びました。
自分から会いにいくことで信頼関係が築けて問題解決にもなるんだ!
4.人が「一丸」となっている会社を選べ
就職活動をしている大学生のいとこに「どんな会社に就職したらいいのか?」と質問された主人公:鈴木一郎
会社員として働いている鈴木一郎自身「仕事に悩んでいる」のでどう答えるべきかわからず、甥にどう答えるべきかアニキに質問をしました。
するとアニキは
アニキ「『平社員と上司やとの距離が遠い会社』はやめた方がいい、逆に『平社員と上司が一緒に食事をする』」
アニキ「トップが1日1回は現場にきてみんなに話かけるような会社『一丸』となっているから就職してもいいと思う」
そう鈴木一郎に話しました。
アニキ「逆に社長は部長クラスじゃないと話さないみたいな会社は就職しない方がいい」
とも話ています。
スターバックスの会長は世界に1万店舗以上もあるスターバックスを回ることにこだわっている人であり、1週間で25店舗も訪れて従業員に声をかけるようです。
僕も平社員として会社に勤めておりますが、よく雑談をしてくれる上司にはミスがあってもなんの躊躇いもなく報告はできますが、
いつもムスッとしていて他者を寄せ付けない上司には報告を後回しにしがちです😭
僕も後輩達とのコミュニケーションを怠らず、ミスを報告しやすく、解決のためにすぐ行動してくれる先輩を目指したいと思います👍
一丸となってる会社の見分け方は「平社員と上司の距離が近い」こと!
5.「人とのつながりが恵まれない投資」はしない
アニキに副業を勧められサラリーマンとは別にアルバイトを始めた鈴木一郎は「余ったお金の使い道」についてアニキに問います。
するとアニキは「銀行に預けっぱなしにするのではなく何かに換えろ」と教えます。
では何に変えればいいのか?
それは「金」とアニキは答えました。
「金」は「不動産」に最も近い存在らしく、数が限られているため
『数が限られているものは必ず物価が上がる』そうで
お金持ちの間で言われている言葉として「絵は燃える、陶器は壊れる、女は逃げる、金(ゴールド)は残る」というものがあります。
富裕層に多いユダヤ人も常に金のネックレスやイヤリングなどにして身につける習慣があるらしく、戦争が起こっても見つけるのをやめないようです。
なぜか?金はさえあればいつでもお金に換えることができるからです。
そしてアニキは「株式投資はするな」と断言しております。
理由は「株式投資は人とのつながりが育まれない」からです。
この教えは予想外でした🤔
僕自身株式投資を余裕のある範囲で行っており、お金持ちはある程度の株式投資を必ずしているものだと思っていたからです。
しかし、「大富豪の教え」を読んでいるうちにアニキが株式投資反対派なのは納得します。
アニキは「つながり・ご縁・絆」を大事にしている方です。
経営者の顔を直接あって見たわけでもなく、話たわけでもない相手にお金を貸すことはできないようです。
株にお金を入れるのであれば友人の企業家や経営者にポーンとお金を渡して、貸した相手が成功して「あの時はありがとな!」と返ってきたお金で一緒に酒を飲む方に重きを置いています。
「金」のように数の限られているものにお金を換えて、相手の顔がわからず会社が潰れたら終わりの「株」はしない
相手を自分ごとのように考える実にアニキらしい答えだと思いました😁
アニキはいかに大富豪になったのか?
さて、ここまでで
そもそもアニキってどんなことで大富豪になったの??
と思われる方がいると思います。
アニキは元々極貧の家庭で生まれ育っています。
3歳の時には母親とは離別しており、食べる物にも困るほどの家庭状況だったそうです。
中学卒業後は「看板屋」に住み込みで働いたり、運送会社や吉本工業(株)で働いていましたが、
20代後半の時にインドネシアへ単身渡り事業を開始しました。
立ち上げ当初からお金がないのにもかかわらず、現地のお金に困っている人々にお金を貸しているうちに気がつけば「自分が無一文になってしまいました」
しかしある日、お金を貸した1人のインドネシア人がお礼にと自分の土地をアニキにプレゼントしてくれたのです。
するとしばらくするうちのその土地の価格が元本25倍の急上昇して一気にお金持ちとなり。
「不動産デヘロッパー」として大成功を収めて「大富豪アニキ」となったのです。
※不動産デヘロッパーとは、マンションやビル、時には街全体の不動産を開発する専門業者のこと
まとめ
以上が、僕が選ぶ「大富豪アニキの教え」のポイント5選です。
まとめますと
- 一番大切なのは「相手を自分ごとのように大切にする心」
- 相手のために、お金を使い続ける
- 自分から会いに行く
- 人が「一丸」となっている会社を選べ
- 「人とのつながりが育まれない投資」はしない
この本は稼ぐノウハウが書かれているのではなく
アニキが成功したきっかけは「人を大事にし続けた」ことです。
アニキが「株式投資」をしない理由も人とのつながり・ご縁・絆を何より大切にしているからでした。
ただ銀行にお金を預けているだけではインフレ(物価の上昇)などでお金の価値が下がってしまう為、数が限られている「金」に余っているお金を換えることでお金を増やすことをすすめていました。
しかし、僕は株式投資をしておりますし、今後もやめるつもりはありません。
僕は株式の値上がりを期待しているわけではなく
成熟した企業に投資をすることで得られる「配当金」で生活にゆとりを得ることを目的としています。(高配当株投資)
労働で得られる給与の伸びより経済の成長率の方が大きい(r>g)という言葉があるように年収300万円で程よい暮らしをしている僕にとって月の収入に+3万円という目標のもと高配当株投資をしております。
「大富豪アニキの教え」で紹介された株式投資は値上り益を目的とした投資はやめた方がいいと言われていました。
僕はあくまで家族へのプレゼントや自己投資、恋人や友人とのご飯に配当金を使っているので目的が違います。
アニキは豪快な生き方をしているので「人とのつながり、ご縁、絆」を大事にしている様は大変刺激を受けました😁
僕もより一層人とのご縁を大事にしていくぞ!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
少し胡散臭いと感じる方もいたかもしれませんが、「こんな生き方をしている人がいるんだ!」と大変面白い本でした😁
またご縁がありましたら別の記事にてお会いしましょう!ではっ!!
大富豪アニキの教え【電子書籍】[ 兄貴(丸尾孝俊) ]
コメント