こんばんにちは!リベイクです!
今回はホリエモンこと堀江貴文さんの著書「捨て本」の要約と堀江貴文さんが捨てたものと捨てなかったものを紹介していきたいと思います。
堀江貴文と聞いてどんな人をイメージしますか?
- 実業家
- 激情家
- 怖い
- ビジネスマン
- お金持ち
- トラブルメーカー
- 胡散臭い
人によって持たれるイメージは様々ですが
当初僕はミニマリスト本かと思い、この本を手に取ってみましたが、全く違いました。
「捨て本」は堀江貴文さん(以後ホリエモンと呼称)が半生を振り返って捨ててきたものと捨てたことでどう影響するのかが紹介されています。
ホリエモン流の捨てることに関する考えを知りたい方
人生で様々な重荷を抱えている方
上記に当てはまる方はぜひ読んでいただけると嬉しいです。
この記事を読むとこんなことがわかります。
- 堀江貴文(ホリエモン)とは
- ホリエモンが捨てた物3選
- ホリエモンが捨てなかったもの3選
- ホリエモンの本の読み方
堀江貴文(ホリエモン)とは
堀江貴文(ほりえたかふみ)
1972年福岡県八女市生まれ。実業家。SNSmedia&consulting(株)ファウンダーおよび、ロケット開発事業を手がけるインターステラテクノロジズ(株)のファウンダーを務める。
元株式会社ライブドア代表取締役CEO。2006年証券取引法違反で東京地検特捜部に逮捕され、実刑判決を下され服役。2013年釈放。
現在は宇宙関連事業、作家活動のほか、人気アプリプロデュースなどの活動を幅広く展開。
2019年にはロケットが民間では日本初となる宇宙空間到達に成功した。
2014年よりオンラインサロン「堀江貴文イノベーション大学」をスタート
ホリエモンの経歴は以上です。
このほかにも和牛ビジネスを展開したり、北九州で新球団を立ち上げたりするなどビジネスは多岐にわたります。
ホリエモンは証券取引法違反で逮捕され出所した以降、家は持たずスーツケース4つのみでホテル暮らしをしています。
もともと所有欲はすくないそうで
腕時計・車などのお金で買えるものは「価値がない」とバッサリ言い切っています。
逮捕されることをきっかけに家をはじめとする様々なものをスーツケースにまとまるほどまで捨てたようです。
「捨て本」ホリエモンが捨てた物3選
ここからは著書「捨て本」よりホリエモンが捨ててきたものを3つご紹介します。
結論を先に記載しますと
- 家族
- 所有欲
- プライド
この3つが「捨て本」の中で特に印象深かった、ホリエモンが捨てたものです。
それでは順に解説していきます。
1.家族
ホリエモンは東京大学に進学をしています。
地元福岡県八女市では価値観の合う友人がおらず、当時興味のあったプログラミングなどに時間を費やしていたそうです。
そして高校を卒業したら東京へいく!どうせ行くなら一番名の知れたところ!
東京大学にしよう!
見事合格後、東京への旅たちの日「もう地元に戻ることはないだろう」と決めたそうです。
東大へ進学以降1度も故郷へホリエモンは帰っていません。
- 僕は僕の世界で、楽しく生きて行くのだ
- 上京して以降、故郷を顧みたことは一度もない
- 福岡県八女市での18年間の暮らしを僕は捨てた
※捨て本:一部抜粋
ホリエモンいとっては家族は自分のやりたいことをする上では「捨てる」対象だったようです。
家族を捨てるタイミングとしては就職や進学などの転機にするのが良いと紹介していました。
あくまでホリエモンの意見です
2.所有欲
所有欲に関してホリエモンは
「所有」と「獲得」この2つは似て非なるものだ。決して混同してはならない。
そう語っています。
- 所有=自分の成功を象徴するもの
- 獲得=持っていなかったものを努力して持った時に満たされるもの
所有欲に縛られると「あれが欲しい」「これを手に入れたい」と所有のために働くことになる
人には誰にでも備わっているが、本質的には無意味な物である
所有欲は、状況によれば行動のモチベーションにもなるが、所有欲が人を幸せにすることはまず、ない。
所有はリスクである。
これに関しては僕も賛同できました。
所有をするということは、紛失のリスク、管理の手間などネガティブ要素が絡んできます。
かつては僕も70万円の高級腕時計を所持していましたが、盗難の不安や修繕費でボーナスが消えるなど
満たされてはいたものの、どこか引っかかるものがありました。
喜びはモノを所有していなくても満たせる
「捨て本」P30より抜粋
自慢するためだけの所有は一番の無駄なんだね
3.プライド
数々の著書を世に出しているホリエモン、その多くの書籍で必ずと言って触れることがあります。
それは、「プライド」を捨てること
SNSで友達がグループで旅行に行ってる写真を見て
僕は誘われていない…
と悲しくなる人がいますが、誘わなかった本人たちからしてみれば
ごめん!誘えばよかった!
結果的に仲間がずれをした側としては「呼ぶの忘れてた!」程度にの場合が多いです。
呼ばれないことに悶々と悩んで落ち込むことだけはしてはいけない。
一緒に行きたければ、行きたいと主張する。行きたくないのであればスルー
シンプルに対処すれば、人付き合いは楽になる
いじめも例外ではなく、いじめのターゲットになってしまったら
プライドを捨てて道化に走ることで「面白いやつ」という存在になればコミュニティの人気者になることも可能といいます。
ここで本書とは関係ないのですが、お笑いトリオ森三中の大島さんはご存知でしょうか?
このかたは学生時代「汚い」などと過激ないじめを受けていたのですが、
唾を床スレスレまで垂らし、ヨーヨーの如く一気に吸い上げるという特技を披露したことで
「面白いやつ」とたちまちいじめの対象からクラスの人気者へと転身した経験があるそうです。
話を戻しまして、ホリエモン曰く
苦しい時というのは、往々にして「プライドを捨てない」状態を、自ら選んでしまっている場合が多い
プライドを大事にしていいことなど、これっぽちもない
プライドで問題解決した人は皆無である。
プライドは所有欲と同じくらい、人生で最初に捨ててもいいもの。
プライドを捨てて、シンプルに考えると人生が楽になるんだね
「捨て本」ホリエモンが捨てなかったもの3選
ホリエモンが捨てたものを3つご紹介してきました
次にホリエモンが捨てなかったものを3つご紹介します。
結論からのべると以下の3つです。
- 自分自身
- 時間
- 夢
1.自分自身
ホリエモンは服役中でも自分自身を捨てることはなかったと明言しています。
数々のものを捨ててきた中でも「好奇心」に正直でいた
その流れでビジネスを展開してきたようです。
自分自身という芯を持つことで
何を捨てるべきかを判断しているのだと思います。
2.時間
ホリエモンが絶対に捨てないと決めているもの
それは
時間
時間は命であり、何にも勝る財産だ
時間を奪われるくらいならいくらでもお金を払うし、遠慮なく人の助けを得る工夫をする
ホリエモンのような仕事をしたいという人はいるけど、それは無理だ
時間への感覚が違う
誰よりも時間を大事にしている
無駄なものをとことん断捨離しているホリエモンらしい考え方だとは思います。
他人の時間を平気で奪おうとしてくる人がいるのも事実です
僕たち一般人も「時間を大事にする」ことを意識したほうがいいのかも知れません。
時間こそが取り替えの利かない資源!
3.夢
ホリエモンの収入の大半は民間宇宙ロケットを飛ばすという夢に費やされています。
数々のビジネスを手がけているホリエモンですら宇宙ビジネスの維持でも収入の大半を投資に回さざるを得ないようです。
服役中でも本を読み、書籍を出版したり、
出所したらあれをする!と夢は捨てませんでした。
お金も家財一式も仲間も捨てたけど経験だけは奪われない
さいごに
ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。
さいごに僕は堀江貴文さんの信者でもなんでもありません。
ホリエモンの本を読んだ方の反応は主に2つに分かれているように思います。
- ホリエモンすごい!
- ホリエモンだからできたんだろ!
1.はホリエモンを称えるいわゆる信者的な感想
2.はアンチ側の意見です。
「家族を捨てた」といったようにホリエモンの著書は極端なことをはっきりという傾向にあります。
だから刺さる人には刺さるし、アンチの意見も増えるというわけです。
僕が思うホリエモンの本の読み方として
ふーん、そういう考え方もあるんだなー
くらいのスタンスで読むくらいがちょうどいいと思います。
「捨て本」の感想:納得いかないところ
本書を読んで僕が納得いかないのはホリエモンが家族を捨てたという点です。
極論を言うホリエモンらしい考え方ですが、やはり家族を捨てたというのは少し寂しいと思います。
ホリエモンはライブドア事件前にできちゃった結婚をし、息子がいるそうですがわずか2年で離婚しています。
当時のことを本書で振り返り
- 帰宅するのが一番憂鬱だった
- 安定には程遠かった
そう述べています。
しかし、離婚の際に子供の写真や3輪車を処分するのに胸の奥が締め付けられたそうです。(これも捨てている)
離婚して18年間養育費は払い続けたそうですが
なんと離婚して以降、子供といっさい顔を合わせていないそうです。
父親の役目は「子供が自立するまで充分な教育費を受けられ、金銭的に困らない豊かな生活を守ること
その点において直接合わなくとも充分に愛を注いできたといいます。
間違ったことは言ってないけどなんか寂しいな
子供に対する愛は人それぞれですが、ホリエモンはやはりいい意味でも悪い意味でも「ぶっ飛んだ人」と感じました。
「捨て本」の感想:良かった点
家族を捨てたことには納得はいきませんでしたが、
「捨てる」ことでストレスや人間関係などの悩みが軽減されるという点では良かったと思います。
特に所有を捨てるというところで紹介された
所有=リスク
その言葉はかつて年間100万円をブランド物に浪費していた僕としてその通りだと納得しました。
ホリエモンは必要最低限で生きるミニマリストというわけではありませんが、
不要なものは捨てて自分の人生を進もう
という点においては様々な問題を抱えている日本人にとって必要なメッセージだったのかも知れません。
以上が堀江貴文さん著「捨て本」の要約
ホリエモンが捨てたもの3選と捨てなかったもの3選になります。
あくまで僕なりの感想で、このほかにもたくさんのものを捨てたいますので気になる方はぜひ本書を手にとってみてください。
捨て本【電子書籍】[ 堀江貴文 ]最後まで読んでいただきありがとうございました。
ご縁がありましたら別の記事にてお会いしましょう!ではっ!!
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